メモ2010-07-17
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祇園祭 芦刈山(八坂神社)

こちらは芦刈山(あしかりやま)です

祇園祭の芦刈山

山の上には、その名の通り

芦刈山のこま札

芦を刈る、おじいさんの姿を表わし

右手に鎌、左手には芦を持ち芦原に立つ姿を表わしているんですよ

芦刈山の御神体

御神体 御頭


実はこのおじいちゃん


摂津の国・難波で、その貧しさゆえに奥さんと離ればなれになったそうです

ある時、都へ出ていた妻は、夫のことが気に掛かり探していたところ・・・

落ちぶれて芦を売る夫を見つけちゃいます

芦刈山の御神体その2

御神体


そして、夫は

「君がいなくなって辛かったよ

離れるんじゃなかったよぉ

それにしても、芦を刈ってくらす難波の浦は住みづらいよ…


妻は

「難波の浦が住みづらいなんて言っちゃダメです

貴方の為を思ったからこそ、私は貴方と離れたのですよ」


という意味の和歌を読みあい

すれ違いのしこりが取れた夫婦は、めでたく揃って都に戻ります

そのお話の由来は、あの「世阿弥作」と言われる

謡曲「芦刈」に

基づいているんだそうです

芦刈山の前掛

前掛:山口華楊原画「凝視」1986年


ちなみに、起源は「応仁の乱」前に「祇園社記」と呼ばれる書物には

当時の鉾の数「14基」、山の数「49基」

と記載されている中に、

芦刈山のちょうちん

「すみよし山 綾小路、油小路と西洞院の間」と記載されているそうです。


でもでも、現在の「芦刈山」があたる場所には「すみよし山」はなく、

また、「あしかり山 四条猪熊」、「あしかり山 錦小路東洞院」という記述もあり

現在は山の建たない通りに「あしかり山」という山が2箇所もあった記録があるようです


いきなり、2つに増えてしまうなんてとぉ~てもビックリですよね

芦刈山で以前使われていた見送り

以前使われていた見送りです。

「鳳凰と幻想動物に牡丹の図」刺繍 17世紀中期


「応仁の乱後再興」のくだりには

「綾小路、西洞院と油小路の間 あしかり山手かき」と記載されているようで

現在の芦刈山は、1496年の山鉾再興の時に創建されたのでは?と言われているようですよ

芦刈山で以前使われていた前掛

以前使われていた前懸です。

上が「波涛に鳥」中国刺繍補子

中央が「欧風景」毛綴(4枚継ぎ)1832年

芦刈山の重要文化財 小袖

左にあるのが見送です。

山口華楊原画「鶴図」綴織1985年新調


右にあるのは胴懸です。

尾形光琳原画「燕子花図」1994年


そして、中央にあるのが小袖で、

「綾地締切蝶牡丹文様片身替小袖(あやじしめきりちょうぼたんもんようかたみがわりこそで)」1589年

※重要文化財です!

山鉾最古の御神体衣装でもあるそうなんですよ~


そんな芦刈山の場所はコチラ↓

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