メモ2015-08-17
テーマ:お寺

円隆寺

今回ご紹介するのは

京都府舞鶴市にある


円隆寺(えんりゅうじ)


円隆寺(えんりゅうじ)です!


円隆寺は

通称『本堂さん』と呼ばれる

山号を慈恵山(じけいさん)という

真言宗御室派の寺院で

境内の北側は朝代神社

(あさしろじんじゃ)と接しています


説明書き


奈良時代に行基(ぎょうき)が創建し
平安時代の長徳年間(995~999年)に
谷阿闍梨(たにのあじゃり)や
丹波阿闍梨(たんばのあじゃり)
または池上阿闍梨(いけがものあじゃり)
とも称される皇慶(こうけい)という
お坊さんが中興したと伝えられています


石碑

石碑


かつては70を超える院坊や

三重の宝塔等がある大伽藍だったそうなんですけれど

1595年(文禄4年)8月10日の大雨による山崩れで

4つの院を残して他は失ってしまったんですね


総門に掛けられた額

総門に掛けられた額


その後、江戸時代に入って
田辺藩の藩主であった牧野家の保護を受け
栄えたそうなんですけれど
1659年(万治2年)の門前で起こった火災や
1732年(享保17年)の町家の火災で類焼し
お堂の大半が焼失してしまいます


再び伽藍が再建され

江戸時代末期には、仁和寺(にんなじ)の

末寺となって、現在に至るという事です


それでは早速、中に入っていきましょう


総門

総門


こちらの大きな三棟造

(みつむねづくり)の総門には

仏教の4人の守護神である四天王像が

安置されていました


四天王とは、それぞれ
東西南北の方位を守護する
・持国天(じこくてん)
・増長天(ぞうじょうてん、ぞうちょうてん)
・広目天(こうもくてん)
・多聞天(たもんてん・別名:毘沙門天)
の事です


そしてその総門をくぐり

まっすぐ進んで行くと・・・

正面に本堂があるんですね


本堂

本堂


本堂には、ご本尊である
木造阿弥陀如来坐像
木造薬師如来坐像
木造釈迦如来坐像
の3体が安置されているそうです


この三体本尊は、平安時代の仏師である

定朝(じょうちょう)の作と伝わっていて

重要文化財に指定されているんですね~


また、黄不動と呼ばれる不動明王立像と

毘沙門天立像も安置されているんですよ

※黄不動は三井寺の国宝黄不動明王画像を木彫したもののようです。


そして、この本堂に安置されるご本尊の
後ろの羽目板には、平安時代の宮中の画家
巨勢金岡(こせのかなおか)が描いたとされる
『放れ駒』の絵があったそうです


実はこの絵、ある伝承がありまして・・・


なんとこの絵の馬が夜になると抜け出して

あたりの田畑を荒らし回ったというんですね


そこでこの馬の絵の額に綱を描いて

繋ぎ駒にしたところ

田畑を荒らし回る馬は出なくなったんだとか・・・

なんとも不思議なお話ですよね


こちらは本堂の右後ろにある


滝不動


滝不動です!


そして、本堂左手にある多宝塔です。


多宝塔

多宝塔


この多宝塔は
林田伝之丞房章等の作と伝わっていて
多宝塔の亀腹と呼ばれる部分の瓦を
鱗のように葺いている
大変珍しいものなんですよ♪


鱗のように葺かれた亀腹

亀腹は鱗のように瓦で葺いています。


本堂の裏側には寺務所があって

御朱印等はこちらで頂く事が出来るそうですよ♪


寺務所

寺務所


この他、境内には

聖徳太子堂や鎮守堂、観音堂

そして出世稲荷神社といった

お堂やお社がありました


鎮守堂

鎮守堂


出世稲荷神社

出世稲荷神社


という事で今回は

舞鶴にある円隆寺をご紹介しました

円隆寺の場所はコチラ↓