メモ2014-01-12
テーマ:祭り・イベント
関連:三十三間堂 / 通し矢 2011(三十三間堂) / 通し矢 2012(三十三間堂) / 御火焚き祭 2012(三十三間堂) / 通し矢 2013(三十三間堂) / 春桃会(ももの法会) 2015(三十三間堂) / 

通し矢 2014(三十三間堂)

今回ご紹介するのは・・・

三十三間堂で行われた

通し矢

通し矢です


毎年、1月15日に近い日曜日に行われるイベントで

全国から集まった、晴れ着姿の新成人(今年は1375人)や

称号者(227人)が弓道の腕を競い合うというものですっ。

※称号者とは、範士や教士など、武道における称号を持っている人の事です。


この『通し矢』は

これは江戸時代の三十三間堂・本堂の軒下で

武士たちが弓の腕前を競い合っていた事を起源とするもので

大的全国大会

現在、競技ルールなどが改められ

『大的(おおまと)全国大会』とも呼ばれています

※江戸時代に行われていた『通し矢』について、詳しくは通し矢 2012(三十三間堂)の記事をご覧下さい。


三十三間堂についても簡単にご紹介しますと

正式名称を蓮華王院(れんげおういん)と言い

平安時代、平清盛(たいらのきよもり)が

巨大な伽藍(がらん)を後白河法皇に寄進した事を起源とするお寺です。


三十三間堂

お堂の柱間(はしらま・柱と柱の間)が33ある事から

三十三間堂と呼ばれ

堂内には1001体もの千手観音像が安置されています。

この『通し矢』が行われる日は

堂内が無料で開放される事から、終日多くの人で賑わいます。


では早速、『通し矢』をレポートしたいと思います。

まずは、7時45分頃より開会式が行われます!

かなり早いなぁ・・なんて思っていたら甘いですっ。

時間もさることながら

この『通し矢』に行った事のある人なら分かると

思いますが・・10時過ぎに始まる女子予選の頃には

もう人でパンパンになるんですよね。


参加者だけでも1600人以上、それに娘や孫の晴れ姿を見に

親族の方がやって来ますから

少なくとも述べ3000人くらいは

通し矢の会場(本道東側)に押し寄せるのではないでしょうか?


案内板

しかも、弓を引く姿が間近で見れる場所(射場の右手)は

ほんのわずかですので

皆さん一番手前で見ようと

7時過ぎにはすでに30人ほどの見物客の方が

北西角(七条通り沿い)の入り口の所に並んでいましたよ

※おそらく一番前の人は6時くらいから並んでいるものと思われます。こちらの入り口は7時15分頃より開場し、中に入る事が出来ます。


鉄板(鎧板)

お堂の柱には、江戸時代、徳川3代将軍『家光』から賜ったとされる鉄板(鎧板・よろいいた)取り付けられています。これは矢が刺さってしまわないようにする為のものなんですよ。


ちなみに、当日のタイムスケジュールを先にご紹介しますと

7:45-開会式

8:30-成人男子・予選

10:30-成人女子・予選

13:05-称号者・予選

13:50-各決勝

となっています。上記の予定はあくまでも今年のもので

参加する人数によって毎年若干違うようです


最初に行われた開会式では

射場と的の間に、新成人をはじめとする参加者が並び


矢筒と弓

前年の優勝者から

トロフィー(矢筒と弓)の返還に始まり

関係者の方による挨拶が行われます


楊枝のお加持

続いて、妙法院の住職の方による

『楊枝のお加持(やなぎのおかじ)』が行われます

※本堂脇に祭壇が設けられていて、そこで行っていました。ちなみに、なぜ妙法院の方が来られているのかと言うと、三十三間堂は『妙法院の境外仏堂』という位置付けで、お堂は妙法院で管理しているそうですよ。


これは平安時代から続く法要で

聖樹と呼ばれる楊枝(やなぎ)の枝(長さ40センチほどの棒)を使い

浄水を、選手たちに振り掛けるんですね。

※浄水は、本尊前で7日間祈祷を行った水です。当日は、本堂内でも『楊枝のお加持(やなぎのおかじ)』が行われているんですよ。堂内は残念ながら、撮影禁止なので写真はありません。ご了承下さい。


この後、住職によるご挨拶があり

選手に対してお守りの授与などがありました。

続いて、いよいよ男子予選が始まるのですが


・・・その前に


試し射ち

称号者と、新成人(女子)数人による試し射ちが行われました。

本番さながらの緊張感が走る中

弓を引く音や的を射る音が、会場に広がります


開会式からここまでの様子を動画でどうぞ!


集まった新成人

ちなみに、この通し矢(大的全国大会)に参加出来る新成人は

初段以上を有する者のみです。

こうした事から、大学の弓道部の方が

毎年、団体で参加しているみたいですよ。


さて、この試し射ちが終わるといよいよ予選開始です

まずは成人男子からですね。


男子予選

ここで通し矢(大的全国大会)のルールを

簡単におさらいしておきますと

弓道の『遠的競技(えんてききょうぎ)』という種目の

ルールや条件と同様となっています。


的

射場から的までの距離は60メートル

的の大きさは予選の場合直径1メートル、決勝では79センチとなっています。

※称号者の的の大きさは、予選・79センチ、決勝・50センチです。


男子予選

予選では2分間で2度、矢を放つ事が出来て

両方が的に命中すれば予選クリアとなり

決勝に進むんですね


こうして2時間かけて成人男子(652人)の予選が終わると

女子予選

引き続き10時半より成人女子(723人)の予選が始まります


女子予選

テレビなどでも見かけますが

通し矢と言えば、この振袖姿で弓を放つ姿が度々放送されていますよね。

この時間になると、見学出来るスペースはもう身動きが取れないほどに

パンパンでしたよ~。


男子予選・女子予選の様子を動画でどうぞ。


女子予選

女子は13時頃まで予選を行い

引き続き、称号者の予選が始まります。

こうして14時前より、予選を勝ち抜いた者による

決勝戦が行われ、新成人たちによる

白熱した試合が繰り広げられるんですよ

※決勝では、的を外した人から脱落していき、勝者を決めるみたいです。


ちなみに2015年の『通し矢』は1月18日(日)を

予定しているそうですよ。


『通し矢』が行われた三十三間堂の場所はコチラ↓


大きな地図で見る

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