メモ2014-04-09
テーマ:神社

平岡八幡宮

本日ご紹介するのは

現在、春の特別拝観期間中の

平岡八幡宮

平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)です!


平岡八幡宮は京都の

右京区梅ヶ畑(うめがはた)という地域にあり

梅ヶ畑八幡とも呼ばれ

地名からもわかるように

昔から梅で有名な場所だったんですね~。


今回は別の目的で

来ていますけれど

また梅の季節には訪れてみたいと思います


さて、冒頭でも言いましたように

ただいま平岡八幡宮は

春の特別拝観期間中で

『花の天井』を見ることが出来るんですね。

通常は非公開なんですよ


さらに、なんと、この花の天井を

宮司さん自ら説明してくれるという

オマケ付きなんです!


宮司さんが説明してくれるなんて

これは行かなきゃ損ですよね~

※春の特別拝観は5月18日まで行われています。


ではさっそくレポートしていきましょう。


まず先ほどの鳥居をくぐって

長い参道を進んで行きますと

左手に椿の小径という

ちょっとした散歩道みたいのがあるんですけれど

そちらの椿は、もう花が落ちていました


もしかして時期が遅かったかも??

と思っていたら・・・

舞殿前の椿

こちらの椿が出迎えてくれましたよ~


平岡八幡宮には

境内に何種類もの椿が植えられていて

時期によって色々な種類の椿が

咲いているんですね。


椿を目当てに訪れる方も

たくさんいらっしゃるそうですよ


舞殿

舞殿

そして、八幡宮の額がかかった舞殿には


椿を愛でる会と書かれた札

椿を愛でる会と書かれた札がありました!!


舞殿の前に机が置かれていたんですけれど

椿の花をつめこんだお皿

椿の花をつめこんだお皿もありましたよ

と~っても綺麗ですよね~!


さて、ここで少しだけ平岡八幡宮に

ついてご説明しますと


拝殿

歌舞伎の『花舞台霞の猿曳(はなぶたいかすみのさるひき)』(靭猿(うつぼざる))の舞台背景になったそうです。


創建は平安時代の809年12月10日

弘法大師空海(くうかい)が神護寺(じんごじ)の守護神として

自らが描いた僧形八幡神像(そうぎょうはちまんしんぞう)を御神体として 宇佐八幡(うさはちまん)より勧請し、創建されたそうです。

※神護寺について詳しくは、神護寺 その1の記事をご覧下さい。


こま札


ちなみに八幡さんと言えば

祀られているのは、もちろん応神天皇(おうじんてんのう・第15代天皇)ですよね

※応神天皇について詳しくは、京の八幡宮巡りの記事をご覧下さい。


そして、この平岡八幡宮こそが

山城国(やましろのくに・現在の京都府南部)で最古と言われている

八幡宮なんです


室町時代には

室町幕府第3代将軍

足利義満(あしかがよしみつ)や

4代将軍・義持(よしもち)も

紅葉狩りなどでよく訪れたそうですよ

※足利義満について詳しくは鹿王院の記事をご覧下さい。


さて、現在特別公開中の

花の天井はどこの天井かと

いいますと・・・

平岡八幡宮の神殿なんですね。


花の天井の写真

こちらは神殿前に飾ってあった

花の天井の写真です。

神殿内は写真撮影が禁止されていましたので

こちらでイメージを膨らませて下さいね


花の天井とは

神殿の天井に描かれた

44枚の色鮮やかな花絵の事なんです。


桜や椿、梅、山桜、楓、菖蒲と

とにかく1種類と同じものはないんですよ


また、この辺りは昔

薬の産地でもあった事から

それらの花を中心に

描いたとされています。


花の天井は江戸時代の末期に

綾戸鐘次郎藤原之信という画工が

描いたそうです


お琴を持った弁財天

そしてこちらは神殿の

蛙股(かえるまた)に彫刻された

弁財天なんですけれど

大変珍しい弁財天なんです。


何が珍しいかと言いますと

普通、弁財天は琵琶をもっていますよね


でも、こちらの弁財天は

お琴を持っているんです


これは大変珍しいものだと

宮司さんもおっしゃってましたよ~


琴弾弁財天という事で芸事に励む人からの

崇敬も篤いそうです!

※ちなみに蛙股とは神社やお寺などの建築で輪郭が山形になった部分でカエルが股を広げたような形になっている事からそう呼ばれているそうです。


そしてこちらは

瓢箪の透かしを入れた飾りつけ

あの太閤、秀吉が

寄進したものらしく

瓢箪(ひょうたん)の透かしを入れた飾りつけになっています。

※瓢箪は秀吉の馬印に使われています。戦に勝つ度に瓢箪を増やしたので、のちに千成瓢箪と呼ばれるんですね。


そして特別拝観期間中は

宮司さんお手製の

梅干しと昆布を入れたお茶も頂けるんですよ

宮司さんお手製のお茶

見た目は完全に皇服茶(おうぷくちゃ・おうぶくちゃ)ですよね。


京都ではお正月に

皇服茶を飲む習慣があるんですけれど

幸福をもたらすという意味から

『大福茶』とも呼ばれたりします。

※皇服茶について詳しくは皇服茶 2012(六波羅蜜寺)の記事をご覧下さい。


絵馬も椿

椿で有名な平岡八幡宮は

なんと絵馬も椿でしたよ


花がつぼみのものと

咲いたものの2種類あるんですね


平岡八幡やぶ椿

こちらは境内にある平岡八幡やぶ椿です。

室町時代には、既にこの地にあったそうで

境内の椿の中でも最も古い木なんだそうです。


綺麗な椿

椿綺麗ですよね~。


しだれ八重白玉椿『一水(いっすい)』

しだれ八重白玉椿です。

宮司さんの祖父の俳名(排人としての名)から

『一水(いっすい)』と名付けられています。


この白玉椿には

白玉椿伝説というのがあって

願い事をすると

一夜のうちに椿の花が開き

願いが成就したという話が

伝わっているそうです


またお餅の

白玉は白玉椿を語源にしていると

宮司さんがおっしゃってましたよ。


よく見てみると

なんだかおいしそうに見えてきますよね


源為朝が射抜いたとされる石

境内には、弓の名手と言われた

源為朝(みなもとのためとも)が

射抜いたとされる石もありました。


現在は鈴鹿野風呂の歌碑になっていて

「眞開らきの龍胆玉の如き晴れ」

と書かれています。

※源為朝は、1156年、保元の乱において崇徳上皇側についた源氏です。


というわけで今回は

春の特別拝観期間中で綺麗な椿の咲く

平岡八幡宮をご紹介しました♪


平岡八幡宮の場所はコチラ↓


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