こんにちは京子です。
本日ご紹介するのは・・・

平野神社(ひらのじんじゃ)です
去年に引き続き、今年も桜の季節に行っちゃいました♪
※前回の平野神社の記事と併せてご覧下さい。

さて、始まりはと言いますと
794年の平安遷都がきっかけになります。
遷都に伴い、平城京で祀られていた神様を
京都に持って来たというワケです。

50種類、約400本の桜が境内には咲いています。
その理由は、花山天皇(かざんてんのう)によって境内に数千本の桜が植えられた事によります。
昔から「北野の梅、平野の桜」と言われ
北野天満宮の梅と並べられる程の名所という事が
わかって頂けると思います~

平野神社は桜が多いだけではありません♪
京都で一番、桜の開花が早いと言われている
魁桜(さきがけざくら)を筆頭に
貴重でめずらしい桜があるんですよね~。
珍種と呼ばれている桜が十品種ずらっと説明されています★

珍しい小ぶりな桜を発見しました!鬱金(うこん)の桜です。カワイイ~。
では、桜以外もご紹介しておきますと

去年、訪れた時はなかったものが・・・
こちらの「すえひろがね」です。
日本一の大きさを誇る天然の餅鉄(べいてつ)です。
鉄分70%あり、一般磁鉄鉱60~65%と比べ純度の高いものです。
一緒に白く写っているものは磁石なんですけど
この石が実際に磁石に引っ付く事が確認出来るようになっていました。
境内では磁石入りの御守りも販売していて
このすえひろがねに一度引っ付けて家に持ち帰ると
ご利益があるそうですよ~。

毎年、4月10日には「桜祭」が行われ時代衣装に身を包んだ大行列が境内や町内を練り歩きます。

舞殿です。
いかがですか~!!
桜とのコントラストが
とっても綺麗だと思いませんか
うふっ
・・京子、渾身のショットです~。

舞殿のすぐ側にはご神木である巨大な楠がありました。

こちらは拝殿。この奥に本殿があります。
本殿は重要文化財で、4つの社殿を2殿ずつ連結させた特殊な作りとなっていて比翼春日造(ひよくかすがづくり)や、平野造と呼ばれる貴重なものだそうですよ~

拝殿に吊るされていた提灯です。なんと!平野神社の神紋も桜なんです。

絵馬です。イラストもそうですけど、丸い形の絵馬っていうのがキュートですよね♪

そして、この季節だけ開放されているのが「桜園」です。

桜園のすぐ隣では昼夜問わず参拝客が多く来られ
宴が繰り広げられています~。
屋台なんかも出てるんですよねっ!!
江戸時代より「平野の夜桜」と呼ばれ
平野神社の夜桜は庶民に親しまれたみたいです。

それにしても
一体、いつから
花見ってしていたんでしょうか
貴族は平安時代からご存知の通り
桜を詠んだ唄も数多く残っていますよね。
じゃぁ一般市民も、その頃から花見をしていたの?
と、言われると
どうやら・・・そうじゃないようなんです
花見の風習が世間一般に広く知れ渡ったのは
なんと江戸時代!!
8代将軍である吉宗によって
江戸の各地に桜が植えられたり
桜の木が多かった
上野の寛永寺を花見の期間だけ
開放した事がきっかけだったそうですよ。
私達がこうして花見を出来るのは吉宗のおかげなんですね。
そんな平野神社の場所はコチラ↓
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