メモ2016-01-27
テーマ:その他

奴彌鳥居(ぬねとりい)のある神社

今回ご紹介するのは

全国でもとっても珍しい鳥居


奴彌鳥居(ぬねとりい)のある神社


奴彌鳥居(ぬねとりい)のある神社です!


奴彌鳥居は、全国でも
たった2社の神社にしか存在しない
珍しい鳥居の事なんですね~


しかもその珍しい2基の奴彌鳥居は

どちらも京都市内にあるんですよ


鳥居の各部の名称

鳥居の各部の名称


奴彌鳥居の特徴は
額束(がくづか)の左右両側に
合掌形の破風扠首束(はふさすづか)を
はめ込んだ形となっている所です


奴彌鳥居の合掌形の破風扠首束(はふさすづか)をはめ込んだ形

奴彌鳥居の合掌形の破風扠首束(はふさすづか)をはめ込んだ形


写真を見て頂ければ

おわかり頂けると思いますけれど

額束の両側にハの字型に屋根のようなものが

はめ込まれていますよね


これが奴彌鳥居の特徴なんです


ここで、そもそも鳥居が一体どんなものなのか

鳥居についても簡単にご説明をします


鳥居は、神様がいる神域と
私達の住んでいる俗界を区切るもので
鳥居から先は、神様のいる
神域となっているんですね。


神様のおわす所から遠い順に

一ノ鳥居、二ノ鳥居と呼び

近づくにつれて数字が大きくなっていきます


日本人は太古の昔から
自然の中に神が宿ると信じ
崇めてきました


大きな岩や石、木、滝等の

神々しく感じられるものに

縄(なわ)を張って、お祀りしてきたんですね


岩上様

岩に注連縄


その後、その縄は
2本の柱の間に張られるようになり
これが現在の鳥居の形に
なっていたものと考えられています!


鳥居の名前のルーツは

よくわかっていないんですけれど

良く知られているのが

天岩戸(あまのいわと)の神隠れの伝説で

天照大神(あまてらすおおみかみ)を

外に出させる為に開かれた宴の席で

常世長鳴鳥(とこよのながなきどり:鶏)を

鳴かせるのですけれど

その常世長鳴鳥を止まらせた

止まり木が語源という説があります


『鳥が止まり居る』という事で
鳥居というワケですね


また、鳥居を潜って中に
『通り入る』という言葉が訛って
『とりい』と言うようになったと
いう説もあります


この他、インドや中国から伝わってきたという

外国由来の説等もあるんですよ


では、奴彌鳥居のある神社をご紹介しましょう


伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の荷田社(かだしゃ)


荷田社(かだしゃ)の奴彌鳥居


場所:京都市伏見区稲荷山官有地13間之峰


伏見稲荷大社の二ノ峰と
三ノ峰の間の荷田社(かだしゃ)には
石造の奴彌鳥居があります


これは1917年(大正6年)に

建てられたもので石造の鳥居です


ちなみに荷田社は

荷田氏の祖神が祀られているそうです


錦天満宮(にしきてんまんぐう)の日之出稲荷神社(ひのでいなりじんじゃ)


日之出稲荷神社(ひのでいなりしゃ)の奴彌鳥居


場所:京都市中京区新京極通四条上中之町537


錦天満宮の摂社の日之出稲荷神社
(ひのでいなりじんじゃ)には
朱色の奴彌鳥居があります


1927年(昭和2年)に建てられたもので

なんでも錦天満宮宮司の発案によって

造られたんだそうです


ちなみに日之出稲荷神社は

五穀豊穣を守護する

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が

お祀りされているそうです


という事で、今回は全国でも京都市内にしか無い

とっても珍しい鳥居である

奴彌鳥居のある神社をご紹介しました


奴彌鳥居のある神社の場所はコチラ↓