メモ2015-06-03
テーマ:京の名水

常磐井水

今回ご紹介するのは

京都市伏見区にある

新常磐蔵(しんときわぐら)の名水

常磐井水(ときわいのみず)

常磐井水(ときわいのみず)です!


新常磐蔵は

日本酒『キンシ正宗』で知られる

キンシ正宗株式会社の伏見にある

酒蔵の事なんですよ


酒蔵に湧いているわけですから

皆さんご想像の通り

常磐井水は、1880年(明治13年)以来
お酒の仕込み水に使われているそうです♪


新常磐蔵

新常磐蔵


常磐井水のある伏見は

良質な伏流水(地下水)が豊富にある事から

昔は伏水(ふしみず)とも書かれ

お酒の醸造が盛んな地域なんです

※伏見には月桂冠(月桂冠株式会社)や黄桜(黄桜株式会社)、神聖(株式会社山本本家)といった酒蔵・酒元が19もあるんですよ。


お酒造りに欠かせない名水が

伏見のあちこちにあるのも

地下水が豊富な土地だったからなんですね


説明書き


ちなみに常磐井水は

環境庁の名水百選の1つに選ばれた

御香水(ごこうすい)と水源が同じといわれています


明治以来、地下105mから汲み上げられる
常磐井水はコンコンと湧き続けていて
今でも1時間になんと!70トンを
揚水(ようすい)するんだそうですよ

※揚水とは、水を高い所へあげる事です。


すごい量ですよね~


常に変わらない永久不変の
水量を湛える(たたえる)井戸水という事で
1974年(昭和49年)に常磐井水と
名付けられたようです


ここでキンシ正宗株式会社についても

簡単にご紹介しますと・・・


1781年(天明元年)に

京都は御所南の堺町二条上ル亀屋町で

若狭出身の初代松屋久兵衛(まつやきゅうべえ)が

創醸を開始したと伝わっています


※現在、堀野記念館となっている場所なので訪れた事がある人もいるかも知れませんね。


その後、1880年(明治13年)に名水を求めて

伏見の地に進出し、酒造拠点としたんですね


この時に見つけた名水が
常磐井水だったんでしょうね~♪


そして1928年(昭和3年)に

『酒の中酒大吟造キンシ正宗』を発売。


1936年(昭和11年)に株式会社へと組織変更をし

1991年(平成3年)に現在の

キンシ正宗株式会社に社名を変更しました


常磐井水


さてさて、お待たせしました♪


常磐井水を実際に飲んでみると・・・


伏見の名水特有の
とってもまろやかな味わいでした!

名水を味わえる瞬間ってたまりませんよね


※ちなみに常磐井水は会員制となっている為、持ち帰る際には、会員になる必要があります。井戸の保存に使われているそうです。


そんな常磐井水は、2003年(平成15年)から始まった

毎年3月から5月に行われている

伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る

『伏見名水スタンプラリー』

1ヶ所に数えられています!

※全てのスタンプを集めると先着で記念品がもらえるんですよ♪


伏見名水スタンプラリー


ご興味のある方は是非

伏見の名水を巡ってみてはいかがでしょうか


そんな名水・常磐井水が湧く

新常磐蔵の場所はコチラ↓