メモ2015-01-17
テーマ:祭り・イベント

初観音

今回ご紹介するのは

初観音(はつかんのん)です!


初観音というのは

新年を迎えてから一番初めの

1月17、18日(観世音菩薩の縁日)に
京都にある6つのお寺の観音様をお参りして
御朱印をもらうというものなんですね


観音様についても

簡単ではありますけれど

ご紹介しますと・・・


観音様というのは
正式名称を観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)や
観自在菩薩(かんじざいぼさつ)という
仏教の菩薩の事です。


『観世音菩薩往生浄土本縁経』によれば

昔、インドに早離(そうり)と

速離(そくり)という兄弟がいたそうです。


幼い頃に母親を亡くした兄弟は

ある日、継母に騙され

無人島に捨てられてしまいます


無人島で早離は、母の遺言であった

「菩薩心をおこしなさい」

という言葉を思い出し

「この次、生まれてくる時には
世の中の人々を救おう!」

と100の誓いを立てて

静かに亡くなったそうです。


この後、兄である早離が観世音菩薩に
弟である速離が勢至菩薩(せいしぼさつ)に
なったといわれているんですね


ちなみに観世音菩薩は

人々を救いになる際に

その人の境遇に合わせた

格好で現れるとされていて

その姿は33の姿があるみたいですよ


ちなみに33というのは仏教で

無限を表す3の倍数だからなんだそうです。


それでは早速、6つのお寺をご紹介しましょう♪

※五十音順でご紹介しています。


今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)


今熊野観音寺


場所:京都市東山区泉涌寺山内町32


今熊野観音寺

もともと東山観音寺(ひがしやまかんのんじ)と称していた

泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭寺院の1つです。


弘法大師(こうぼうたいし)空海(くうかい)が

東山の山中で出会った翁から

託された十一面観世音菩薩像を

自ら彫った十一面観世音菩薩像の体内仏として納め

お堂を建て安置したのがはじまりなんだそうですよ


本堂にはこの時の

十一面観世音菩薩像が本尊として安置されています♪


■牛尾観音(うしおかんのん)


牛尾観音


場所:京都市山科区音羽南谷1


牛尾観音は

正式名称を法厳寺(ほうごんじ)という

本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)のお寺です。


清水寺を開いた延鎮が

行叡(ぎょうえい)という

お坊さんが亡くなった地に

お寺を創建したのが始まりなんだそうですよ


古くから清水寺と関係があったといわれ

清水寺の奥の院と呼ばれていたみたいです


そんな牛尾観音のご本尊には

天智天皇(てんじてんのう:第38代天皇)が彫ったと伝わる

十一面千手千眼観世音菩薩が安置されています。


■清水寺(きよみずでら)


清水寺


場所:京都市東山区清水1丁目294


清水寺は

北法相宗(きたほっそうしゅう)の総本山で

778年(宝亀9年)、延鎮(えんちん)というお坊さんが

草庵を結んだ事がはじまりといわれています。


791年(延暦10年)平安京遷都よりも前からこの地にあり

京都のお寺の中でも

かなり歴史の古いお寺の1つなんですね~


舞台造の本堂は

『清水の舞台から飛び降りる』という故事でも知られ

ご本尊である十一面千手観音像が

安置されています。

※舞台造は懸造(かけづくり)とも呼ばれ78本の柱を釘を使わずに組み合わせたものだそうです。


■革堂(こうどう)


革堂


場所:京都市中京区寺町通竹屋町上る行願寺門前町17


革堂は

正式名称を行願寺(ぎょうがんじ)という

天台宗のお寺です。


革聖(かわひじり)と呼ばれた

平安時代中期のお坊さんである

行円(ぎょうえん)が創建したと伝わっています。


行円はいつも皮衣を着ていたので

革聖(かわひじり)と称された事から

お寺も革堂と呼ばれるようになったんですね


そんな革堂のご本尊は

行円が自らの手で刻んだ千手観音像です。


六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)


六波羅蜜寺


場所:京都市東山区五条通大和大路上ル東


六波羅蜜寺

真言宗智山派のお寺で

踊り念仏で知られる空也(くうや)が

951年(天暦5年)に開いたといわれ

その後、鴨川東岸にお堂を建て

西光寺としたそうです


その後、977年(貞元2年)に

中信(ちゅうしん)が

お寺を再興し

六原という地名と

梵語の六波羅蜜(ろくはらみつ)から

六波羅蜜寺と改めたといわれているんですね


そんな六波羅蜜寺の本堂には

ご本尊である十一面観音菩薩が安置されています。


■六角堂(ろっかくどう)


六角堂


場所:京都市中京区六角町東洞院西入堂之前248


六角堂は

正式名称を頂法寺(ちょうほうじ)という

天台宗のお寺です。


創建は聖徳太子(しょうとくたいし)が

四天王寺を建立するための用材を求めて

この地にやって来てた際

側にあった木に観音像をたてかけていた所

動かなくなってしまった為

この地にお堂を建てて

安置したのがはじまりなんだそうですよ。


ちなみに通称の六角堂とは

本堂の形が六角宝形造である事から

その名で呼ばれているんですね~


そんな六角堂の本堂には

聖徳太子が安置したとされるご本尊の

如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)が安置されています。


というわけで

今回は初観音をご紹介しました

詳しい場所はコチラ↓