メモ2014-11-27
テーマ:神社
関連:初庚申祭 2013(猿田彦神社) / 

猿田彦神社

今回ご紹介するのは

京都市右京区にある

猿田彦神社

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)です!


神社の名前からも

おわかり頂けるかと思いますけれど

ご祭神は道祖神(どうそしん)として知られる

猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を

お祀りしているんですね


説明板

ちなみに猿田彦神社は

もともとこの場所よりも少し北にあたる

太秦安井松本町(うずまさやすいまつもとちょう)にあったんだそうです。


なんでも平安時代に

伝教大師(でんぎょうだいし)最澄(さいちょう)が

坐禅の修行の為の場所を

探しまわっていたところ

なんと!猿田彦大神が現れて

その場所を示したんだそうです。

※最澄について詳しくは、延暦寺(東塔)の記事をご覧ください。


この事から最澄は

その場所に猿田彦大神をお祀りしたんですね。

石碑


その後、嵯峨天皇(さがてんのう・第52代天皇)が行幸された際

やはり猿田彦大神が道案内をしたという事で

社殿を整えたそうですよ


その後、1885年(明治18年)になると

現在のこの場所に移築されたと言われています。


ちなみに猿田彦大神は日本神話の中で

邇邇芸命(ににぎのみこと)の道案内

をした神様として有名なんですね!

※邇邇芸命は、天照大神(あまてらすおおみかみ・天皇家の祖先神)の孫と言われている神様です。


古事記によれば

邇邇芸命が高天原(たかまのはら・天上界)から降り立つ際

猿田彦大神が出迎えて

葦原中津国(あしはらのなかつくに・日本の国土の事)まで

道案内をしたと書かれています


その故事から猿田彦大神は『道の神様』として崇められ

集落に繋がる道などに祀られるようになったんですね。


現在でも皆さんが良く知るあるイベントで

先導役を務めていたりするんですよ~


それは・・・

神社の祭でお神輿が出る時です


先頭に天狗のようなお面を被った人を

見たことがありませんか??

その人物こそが猿田彦大神なんですね~。

その他にも榊に榊に猿田彦のお面が付けられていたりするんですよ

※日本書紀によると、鼻長七咫(あた)、背長七尺とされ、天狗のような風貌だったみたいです。


猿田彦大神について簡単ではありますけれど

ご紹介したところで

早速、中に入っていきましょう


こちらの鳥居をくぐると

鳥居


目の前に舞殿がありました。

舞殿


そしてこちらが拝殿になります。

拝殿


拝殿には猿の彫刻がされていましたよ~。

猿の彫刻


ん?猿

と疑問に思っている方もいるかと思いますけれど

実は猿田彦大神は江戸時代になると

サルという言葉の響きから

庚申待(こうしんまち)と結び付けられるようになったんです。


庚申待とは・・・


干支の1つで60日に1度巡ってくる

庚申(こうしん・かのえさる)の日の夜になると

人の中にいる『三尸虫(さんしちゅう)』という虫が

寿命を司る神様(天帝・てんてい)に

悪行を報告しに行くと考えられていました。


つまり、告げ口されると

寿命が縮んじゃうという事なんですよ


そのため庚申の日には

みんな寝ずに徹夜をするというわけなんです!

その事を庚申待(こうしんまち)と言うんですね。

※詳しくは、初庚申祭 2013(猿田彦神社)の記事をご覧ください。


そして庚申の使いが

猿と言われている事から

猿の彫刻がされているんだと思います


絵馬

こちらは猿田彦神社の絵馬です。『見ざる、聞かざる、言わざる』ですね♪


ちなみに猿田彦神社は

通称・山之内庚申(やまのうちこうしん)とも呼ばれ

八坂庚申堂(金剛寺)、粟田口庚申堂(尊勝院)とともに

京洛三庚申の1つに数えられているんですよ~。


年の最初の庚申の日には

初庚申祭も行われていますので

ご興味ある方は行ってみてくださいね


こちらは御神木の楠(クスノキ)です!

楠


『右京区・区民の誇りの木』に指定されていて

庚申楠(こうしんくす)と呼ばれているそうですよ。


高さ20メートル、幹周3.6メートルもあり

なんといっても

樹齢は700年なんだそうですよ!!

すごいですね~!


境内には他にも

大国主神社や

大国主神社

大国主神社


稲荷神社

稲荷神社

稲荷神社


秋葉大明神

秋葉大明神

秋葉大明神


といった摂末社もありましたよ


ちなみに大国主神社の隣には

境内にあったお地蔵様

役行者尊、聖観世音菩薩、不動明王

延命地蔵大菩薩が安置されていました。


また秋葉大明神の前には

『あたごへ二里半』と書かれた石碑がありましたよ。

かつての場所にあった石碑

かつてあった場所から愛宕神社まで

約10キロの距離だったんですね


道案内をした事から

交通安全等のご利益があるのは

言う必要もないと思うんですけれど

事業発展や災難除け、大漁満足などなど

多くの御神徳がある事でも有名ですので

気になった方は訪れてみてはいかがでしょうか。


そんな猿田彦大神をお祀りする

猿田彦神社の場所はコチラ↓


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