メモ2014-10-26
テーマ:お寺

勝円寺

今回ご紹介するのは

京都市下京区にある

勝円寺

勝円寺(しょうえんじ・勝圓寺)です!


1504年(永正元年)に安誉というお坊さんが

東洞院五条の北(現在の下京区燈籠町あたり)

に建立したのが始まりなんだそうですよ


豊臣秀吉(とよとみひでよし)の時代になると

1587年(天正15年)に東へ500メートルほど行った

現在地である下京区富永町に移ってきました。


浄土宗 勝円寺

ちなみにこちらの勝円寺は

浄土宗のお寺で

山号は大悲山といいます。


その後、後奈良天皇(ごならてんのう・第105代天皇)の

帰依を受け、勅願を与えらたそうなんですけれど

1788年(天明8年)の天明の大火によって

お寺は焼失してしまうんですね


1796年に再建される事になるんですけれど

1850年に再び類焼してしまい

その後、再建をして現在に至るみたいです。


庫裏だと思います。

庫裏だと思います。


山内には普恩院と良松庵の

塔頭2つがあるそうです。


では早速、中をご紹介しましょう


山門をくぐると、すぐ目の前に


本堂

本堂があります。


本堂には、ご本尊である

阿弥陀如来像が安置されていました。


阿弥陀如来像

こちらの阿弥陀如来像は

円派(えんぱ)の仏師である

勝円(しょうえん)の作と伝えられています。


ちなみにお寺の名前も

阿弥陀如来像を造った勝円から

取られているんだそうですよ


円派とは、定朝(じょうちょう)の弟子であった

近江国(おうみこく・現在の滋賀県)出身の長勢(ちょうせい)を祖とする

平安時代中期から鎌倉時代にかけて活躍した

仏師一派の事なんです!


そして彼らの多くは

名前に『円』という字が付いた事から

円派と呼ばれるようになったんだそうです。

※ちなみに余談ですけれど定朝の弟子または子だったと言われる覚助(かくじょ)は、名前に『慶』という字が付く慶派の祖と言われています。


そしてこちらは

少し変わったネーミングの

うかがい地蔵

『うかがい地蔵』です!


このお地蔵さんにお願いをする際は

ちょっと変わっていまして

普通に手を合わせるんじゃないですね~


その方法とは

なんと!お地蔵さんを抱きかかえて

願いが叶うのかどうかを

お地蔵さんの重さの感覚で

うかがうんだそうです


重さでうかがう

と『?』になっていると思うので

ご説明しますと・・・


お願い事をしてから

お地蔵さんを抱きかかえて

お地蔵さんが軽く感じれば願いが叶い

お地蔵さんが重く感じれば願いを叶えるのは

難しいといったものなんだそうですよ


そういった事から

うかがい地蔵と呼ばれているわけなんですね。


ここでいつも記事を読んでいただいている方には

似た話をどこかで聞いたことがある!?

と思っているのではないでしょうか


そう!伏見稲荷大社にある

『おもかる石』や

今宮神社

『阿呆賢(あほかし)さん』

も同様の方法で

お願い事をするんですよね


実はこのような

重さの感覚で願い事が叶う

叶わないといったものは

全国にいくつもあるんですよ~。


そんな、うかがい地蔵の隣に安置されていたのは

こちらの文殊菩薩(もんじゅぼさつ)です。


文殊菩薩

文殊菩薩は

知恵を司る仏様と言われていて

『三人寄れば文殊の知恵』の

ことわざの由来にもなっています。


つまり平凡な人でも

3人集まれば文殊菩薩にも劣らぬくらい

良い知恵が出るものといった意味です


ちなみに文殊菩薩は

右手には知恵を象徴する利剣(りけん)

左手には経典を乗せた青蓮華(しょうれんげ)を持っていて

隣には獅子が安置されていました。


獅子

通常、文殊菩薩は獅子の背中の

蓮華座に座っているんですけれど

勝円寺の文殊菩薩は

別々になっていました


こちらは扇子が描かれている屏風です。

扇子が描かれている屏風


そしてこちらは境内に置かれていた

龍の形をした香木です。


龍の形をした香木

香木というのは

削って温めて香りを楽しむために

使われるものなんです

お線香の材料として有名ですよね。


というわけで

普段とは少し違ったお願い事をしたい人や

お地蔵さんを抱きかかえるという

珍しい体験をしたい人は

勝円寺を訪れてみてはいかがでしょうか。


そんな勝円寺の場所はコチラ↓


大きな地図で見る


イベントカレンダー

祇園祭のイベント一覧

京都検定過去問

萩の名所巡り

京の茅の輪巡り

半夏生の名所巡り

一初の名所巡り

山吹の名所巡り

椿の名所巡り

桜の名所巡り

梅の名所巡り

最新コメント

公式ツイッター

マスコットキャラ:京子ちゃん
 マスコットキャラ:京子ちゃん
更新情報を中心に、毎日つぶやきます!是非フォローして下さい。

お問い合わせ窓口