メモ2012-11-07
テーマ:祭り・イベント
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御火焚祭 2012(貴船神社)

こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは11月7日に

貴船神社(きふねじんじゃ)で行われた・・・

御火焚祭

御火焚祭(おひたきさい)です


貴船神社は京都の北に位置し

近くには義経ゆかりの鞍馬寺や

鞍馬の火祭(京都3大奇祭の1つ)を行う由岐神社などがあります。

※詳しくは、鞍馬寺 その1鞍馬寺 その2由岐神社鞍馬の火祭 2012(由岐神社)、鞍馬の火祭 2011(由岐神社)の記事をご覧ください。


水の神様を祀っている事で有名な貴船神社では

占いの方法も少し変わった演出がされています。

境内から湧き出る御神水に、おみくじを浮かべると

文字が浮き上がってくるんですよ

※詳しくは、貴船神社の記事をご覧ください。


御火焚祭看板

そんな貴船神社で行われる御火焚祭は

本殿で護摩壇を燃やす種火を用意し

約1万本の護摩木を焚き上げて

無病息災や家内安全などを祈る祭です。

※神様の生まれ変わりを再現する祭でもあるんですよ


何故、水の神様を祀っているのに

火を使った神事が行われるのかと言いますと

水の神様は火の神様から生まれたというお話が元になっています


日本を作った神様として有名な

伊弉冉尊(イザナミノミコト)は

火の神様である『カグツチ』を産んだ時に

その火に焼かれ死んでしまいます。


それに嘆き悲しんだ伊弉諾尊(イザナギノミコト)は

なんとカグツチを剣で斬ってしまうんですね


古事記では

その時に流れた血から生まれ出た神様の1人が

奥宮に祀られている『クラオカミ』と言われ


また日本書記では

火の神を切ると3つの神様に別れ

その中の1人が

本宮に祀られている『タカオカミノカミ』だと言われています

貴船神社の社記では、2人の神は同じ神だと記されているそうですよ。


そんなタカオカミノカミ出現の故事にちなんで

御火焚祭が行われるんですね。


では早速、貴船神社の『御火焚祭』をレポートしたいと思います。

10時半頃に到着すると

護摩壇

境内には幅約2メートル、高さ1.5メートルほどもある

大きな護摩壇が用意されていました


しばらくすると本殿で神事が行われます。

お祓いをした後、神様にお供え物をするのですけれど

御火焚祭では通常供えられている物に加えて

お饅頭、おこし、みかんの3つが新たに供えられるとおっしゃられていました

※お饅頭は火、おこしは穀物、みかんは水を表しているそうです。


お供えが終わると護摩壇を燃やす為の火を準備します。

どうやって火を用意するのかと言いますと

轆轤鑽

轆轤鑽(ろくろひきり)と呼ばれる

木と木を擦り合わせて火をおこす道具を使うんですね。



回転する部分と柄の部分は桜で

火床は木曽ひのき

切っ先はビワで出来ているそうです。


無事に火がおこされると

神前に供えた後

祝詞

祝詞が読まれ千秋万歳を祝って

連獅子

連獅子(れんじし・舞)が奉納されました



10分程で舞の奉納が終わると

玉串奉納などが行われ

いよいよ御火焚神事の始まりです


本殿から階段を降りた所にある護摩壇前で

護摩壇前で祝詞

お祓いや祝詞が読まれた後

御神火を使って燃やします

本殿から持って来られた御神火を使って燃やします


その後、宮司さんが鈴を鳴らしながら

神職の方らが大祓詞(おおはらえことば)を唱えます。


護摩壇の火が強くなってくると

神職の方による護摩木投入

まず最初に神職の方が護摩木を投げ入れ

その後、一般の方も護摩木が配られ

投げられていましたよ


護摩壇が燃え終わる頃になると

宮司さんが鈴を鳴らしながら

護摩壇の回りにいる人々にもお祓いをされ

本日の御火焚祭は終了しました。


御火焚の様子は動画でご覧ください。


昔、御火焚祭の日は

貴船一帯は紅葉の見頃だったらしいのですけれど

最近は少し時期がズレて、色付き始め頃になってきました。


これから貴船一帯は紅葉シーズン真っ只中に入りますので

皆さんも足を運ばれてみてはいかがでしょうか


そんな御火焚祭が行われた貴船神社の場所はコチラ↓


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