メモ2012-03-24
テーマ:京都検定

京都検定過去問 その50

こんにちは京子です!

さて、本日は京都検定の過去問をご紹介します♪

是非、皆さんも一緒にチャレンジしてみてください。

では早速、1問目にいってみましょう。

【問題】

東寺の五重塔

京都のシンボルとなっている東寺の五重塔(国宝)は(   )による再建で、5代目にあたる。

ア.豊臣秀吉

イ.徳川家康

ウ.豊臣秀頼

エ.徳川家光

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

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では、答えですっ。


【答え】

エ.徳川家光

1644年に、江戸幕府3代将軍『徳川家光』によって寄進された

国内最高の木造塔です。

高さ約55メートルの五重塔は

約360年以上もの間、変わらぬ姿を維持しているんですよ

耐震性にも優れていて

塔の真ん中に建つ心柱は、塔全体を支えているのではなく

一番上の層だけを支えているそうです

つまり、一番上と一番下だけをがっちり守り

各層ごとの揺れがダイレクトに伝わる事なく

振動を緩和する働きがあるんですね。

そんな五重塔の内部(初層部分)も

期間限定ではありますが公開されていたりします

詳しくは東寺(教王護国寺) その2の記事をご覧下さい。

では、第2問目にいってみましょう!!

【問題】

平等院

平等院の阿弥陀如来坐像(国宝)の作者(   )は、寄木造の技法を完成させた。

ア.快慶(かいけい)

イ.長勢(ちょうせい)

ウ.定朝(じょうちょう)

エ.院助(いんじょ)

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

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・・・



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では、答えですっ。


【答え】

ウ.定朝

平安時代後期の仏師である定朝は

高さ(座高)約2.7メートルの阿弥陀如来坐像を作った事で知られています。

それまで、仏像と言えば

主要部分(頭や体)はひとつの木材から彫っていました。

しかし、これでは大きな仏像が作れない為

寄木造の技法を使い

複数の木材を繋ぎ合わせて

巨大な阿弥陀如来を完成させたんですね

では3問目にいってみましょう♪

【問題】

豊臣秀吉宛「ポルトガル国印度福王信書」(国宝)がある門跡寺院はどこか。

ア.高台寺

イ.智積院

ウ.妙法院

エ.方広寺

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

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では、答えですっ。


妙法院

【答え】

ウ.妙法院

皇族や摂家が出家する

特定の位の高い寺院を『門跡寺院』と言います。

妙法院は天台宗の三門跡のひとつに数えられているお寺になります。

『ポルトガル国印度福王信書』は

縦60.6センチ、横76.4センチの大きさのもので

秀吉の天下統一を祝しつつも

当時、日本で行われていた

キリスト教の弾圧(バテレン追放令)の緩和を求めた

内容が記載されているそうです


では、最後の問題です。

1級からの出題になりますので、選択問題ではありません。

ズバリお答えくださいね♪


【問題】

泉涌寺

泉涌寺の「聖観音像」(重文)は、玄宗皇帝が寵姫を偲んで香木で造らせたとされる宋伝来の像で、通称(   )と呼ばれている。

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

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・・



では、答えですっ。


【答え】

楊貴妃観音(ようきひかんのん)

世界三大美女の1人としても有名な楊貴妃は

17歳の時にその美貌を買われ

唐の6代目皇帝「玄宗(げんそう)」の息子の妃(きさき)となります。

しかしながら

義理の父の立場である玄宗が

政務をそっちのけで彼女に溺れてしまったと言われています

楊貴妃観音が安置されている楊貴妃観音堂

彼女への寵愛はすさまじく

彼女の家族、親戚までもが玄宗によって高い地位に取り立てられ

叔父や従兄弟達も官位を授けらる程だったそうですよ。

詳しいお話は泉涌寺 その1の記事をご覧下さい。

という事で、本日も4問お届けしました♪

みなさんは何問正解されましたか??





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