メモ2011-08-03
テーマ:お寺

こぬか薬師(薬師院)

こんにちは、京子です。

さて本日ご紹介するのは、お寺は

こぬか薬師(薬師院)

こぬか薬師です!


正式名称は薬師院(やくしいん)と言います。

こぬか薬師(薬師院)

さて、一味変わったお名前である『こぬか薬師』は

こちら薬師院のご本尊の事を指しているんですね♪


この、こぬか薬師を彫ったと言われているのが

天台宗の開祖で、あの平安時代の高僧と言われる最澄(さいちょう)です。

※彼は、弘法大師・空海とともに遣唐使として唐に渡った事は有名ですよね♪


こぬか薬師(薬師院)

そんな最澄が、一刀三礼し彫ったといわれている薬師如来像が、こぬか薬師なのです。

※一刀を彫るごとに三度礼拝するという事です。丁寧に心を込めて彫ったというのが伝わってきます~


このこぬか薬師は、延暦寺のあった比叡山から、美濃の医徳堂寺を経て

織田信長の勧請によって、現在の薬師院に移されたと伝わっています


ちなみに、このご本尊がご開帳になるのは、毎年10月18日です★

こぬか薬師(薬師院)

では、では・・・どうして『こぬか薬師』なんて呼ばれるようになったの?


と、言いますと

時は鎌倉時代。


1230年に京都で疫病が大流行し、多くの人が苦しんでいたそうです。

そんな時、当時の薬師院の住職の夢に出てきちゃったのが

・・・ご本尊の『こぬか薬師』だったのです。


夢の中で、こぬか薬師は住職に伝えます。

「住職よ・・・病気の人たちへ伝えなさい。わたしの前に来れば、その病気を取り除きましょう。さぁ、来ぬか、来ぬか。」

これを聞いた住職は、世間にこの事を広めると

たちまち参拝者たちがお寺に集まります。


そして、祈願する事によって見事に病気が治ったと言われています~っ。


こぬか薬師の言った「来ぬか(こぬか)、来ぬか(こぬか)。」という言葉から

ご本尊の事を、こぬか薬師と言うようになったそうです


その後、境内では、薬の市が行われるようになり、薬草・薬種などの売買が行われていました。

こぬか薬師の近くを通る、二条通り沿いには今でも多くの薬局が立ち並んでいるのは

この時に起因するそうです♪

※この他の説として、女性の赤色した布で出来た髪飾りである鹿子(かのこ)を使った結髪(舞妓さんがしているような髪型ですね)をした参拝者が多かった事から『かのこ薬師』と呼ばれ、それがいつしか『こぬか薬師』と言われるようになったとも言われています。

こぬか薬師(薬師院)

境内の手水鉢をパシャリ♪


そして、

こぬか薬師は1日1組限定で宿坊(しゅくぼう)も利用出来ちゃいます!

宿坊とは・・・

本来は修行中の僧侶が寝泊りをする建物で、

江戸時代になると大衆化し、一般の参詣者や観光客が宿泊出来るようになった施設の事です。


こぬか薬師(薬師院)

こぬか薬師の住職の方は、以前、萬福寺(まんぷくじ)におられたそうで

宿坊では中国の精進料理(普茶料理)が食べられるとの事ですよ~♪

ちなみに普茶料理に欠かせない『胡麻豆腐』は宿坊を利用しなくても食べられるみたいです★

※普茶料理に関しては萬福寺の記事を是非、ご覧下さい。


宿坊をご希望の方は

是非、ご予約して行かれてみてはいかがでしょうか?


ちなみに、疫病から多くの人を助けた『こぬか薬師』でしたけれど

幕末には、蛤御門の変により境内は焼失したそうです。

ちょうど激戦地であった京都御所の蛤御門からも近いですからね。。。。


しかし、昭和になり

五摂家のひとつである近衛家(このえけ)や

財閥のひとつである三井家の保護を受け

境内は無事に再建されたという事です~


そんなこぬか薬師の場所はコチラ↓


大きな地図で見る

最寄の交通案内

 京都市営地下鉄 東西線 二条城前駅(にじょうじょうまええき)

1 ■宿坊のある寺院

京都市内には数多くの寺院がありますが、宿望を持つ寺院は「こぬか薬師」以外、あまりピンと来ませんね…。


二条通りに薬局、薬品店が多いを不思議に思ってましたが、こぬか薬師に由来するのですね。


弘法大師が真言宗を開宗した、和歌山県の高野山の寺院には、昔からの名残で宿坊を持つ寺院が多くありしたが、近年は数が減ってきてるとか…。


昔は、大阪市を始め、南海高野線沿線の小学校が林間学舎で高野山に行って寺院の宿坊を利用することが多く、私も3X年前に行きました。


真夏でも大阪市内より7〜10℃も気温が低くて涼しい反面、冬の寒さはとても厳しいです。


高野山の林間学舎で恒例だったのが、寺院内の真っ暗闇の墓場を歩く「肝だめし」でしたが、女子児童が嫌がるとの理由で、やらなくなったとか…。


近年は林間学舎、臨海学舎をやる小学校自体が減ってきてるようですね。


あと、宿坊を持つ有名寺院でピンと来るのは、長野県長野市の善光寺くらいですね…。

タコカイト&とらっちさん 2011-08-03 21:23:21

2 ■こぬか

こぬか、こぬかって…

なんかお店の呼び込みみたい(笑)
如来なのに、なんてフレンドリー?なんだ(^O^)

ほたてこはくさん 2011-08-03 23:24:34

3 ■宿坊!

油断している間にブログは進む!(笑)

中々、愛嬌のある名前ですね。(^▽^)

宿坊は高野山に行った時に利用しましたが、精進料理のあまりの美味しさに用意していた丼ぶり2杯分のご飯を食べてしまいました。v(^▽^)v

はて、精進料理は健康に良いのやら?(^_^;)

ではでは!

和平 明憲さん 2011-08-04 11:59:44

4 ■Re:宿坊のある寺院

>タコカイト&とらっちさん
以前にもご紹介しました
知恩院や仁和寺、妙心寺、鹿王院、智積院、東寺、本願寺、妙心寺、長楽寺、妙蓮寺等々
た~くさんあるみたいですよ(°∀°)b

小さい頃に、宿坊を利用出来るって素晴らしい体験ですねヽ(*'0'*)ツ羨ましいです♪

でも、冬とお墓は避けたいです(笑

京子 2011-08-04 14:24:24

5 ■Re:こぬか

>ほたてこはくさん
実は案外、皆さんフレンドリーなのかも知れません。

ユニークな如来多いですもの( ´艸`)

京子 2011-08-04 14:39:07

6 ■Re:宿坊!

>和平 明憲さん
о(ж>▽<)y ☆アハハハ
どんぶり2杯分も食が進んだというのは、そんなにも美味しかったのですね(^_-)☆

食べられないより美味しく気持ちよく食べられたのですから、きっと健康にいいと思いますo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

京子 2011-08-04 14:44:53