 | 2011-04-12 |
| テーマ:神社 | |
| 関連:平安神宮 / 神賑行事（平安神宮） / 平安神宮 神苑 その2 / 日吉大社 東本宮神輿 神楽奉納（平安神宮） / 時代祭（平安神宮・京都御苑） / 節分祭（平安神宮） / |
平安神宮 神苑
こんにちは京子です。
本日ご紹介するのは・・・
平安神宮（へいあんじんぐう）内にあります
桜の名所ともなっている
神苑（しんえん）をご紹介したいと思います！
まずは、平安神宮について
基本的な事をご紹介しますと
1895年に平安遷都1100年を記念して建てられた神社です。
主祭神は
桓武天皇（かんむてんのう）と
孝明天皇（こうめいてんのう）という2人の天皇です。
どうしてこの2人なのかと言いますと
平安京に遷都したのが桓武天皇であり
平安京最後の天皇だったのが孝明天皇だからなんですね。
平安神宮といえば、この大鳥居！高さは24.2メートルもあります♪
つまり平安京の最初と最後の天皇が
主祭神になっているという事なんですね
時代祭（じだいまつり）が毎年行われています。
※時代祭は京都三大祭のひとつと呼ばれている有名な京都のお祭りです。
ちなみに、平安神宮付近を流れる岡崎疎水にも素敵な桜が咲いています♪
春は十石舟（じっこくぶね）と呼ばれる遊覧船も運行していますよ。
左手に写っているのは京都市美術館。
平安神宮付近には素敵なスポットが沢山ありまして
国の名勝にもなっている無鄰菴（むりんあん）や
他にも岡崎公園
京都市動物園
（京都の人は岡崎動物園なんて言ったりもしますね）
少し足を伸ばせば南禅寺なんかもありますよ。
では、前置きが長くなってしまいましたけど
平安神宮の中へと足を運びたいと思います
正面に見えるのは大極殿（だいごくでん）ですね。
今回ご紹介する神苑（しんえん）は丁度、この真裏に位置しています。
では、もう一度、神苑マップを確認してみましょう。
丁度、緑色がついている所が
神苑と呼ばれる部分にあたります。
順路は時計回りにぐるっと
3つの池を楽しみながら回れるようになっています
面積は3300㎡を有する巨大庭園であり
これを作庭したのが小川治兵衛という方。
神苑の中へ入ってみると・・・
もちろん桜は満開ですっ！！
そして、早速見えて来たのが
平安神宮が出来た年に設置された、日本で初めての電車だそうです。
深い緑色がなんともシックですね～。
こちらは紅枝垂桜（べにしだれざくら）です。
ちなみに、神苑にはどれくらい桜があるのかと言うと
なんと300本！
そのうちの150本は紅枝垂桜です。
他にはソメイヨシノや、八重桜（やえざくら）が咲いています。
白虎池（びゃっこいけ）
6月には、この池に花菖蒲（はなしょうぶ）が咲くそうですよ
※花菖蒲はカキツバタに似たアヤメ科の植物です。
どんどん先へ向かってみたいと思います～
次に見えてくるのが
蒼龍池（そうりゅういけ）と呼ばれる2つ目の池です。
臥龍橋（がりゅうきょう）
豊臣秀吉によって作られた三条大橋と五条大橋の素材が使われてます。
臥龍橋は、その橋で使われていた石柱を並べたものです。
こちらは神苑の出入り口付近にあった臥龍橋に用いられている石柱。
自由に渡っていいそうなので
自信のある方は臥龍橋を使って蒼龍池を渡ってみてはいかがでしょうか？
ちなみに、この庭を造った小川治兵衛は臥龍橋について
「池に写った雲を見ながら臥龍橋を渡れば
龍の背に乗り、雲間を舞うかのような気分が味わえますよ。」
との事です。
では、最後に3つめの池である
栖鳳池（せいほういけ）についてご紹介します。
広さも3つの中では一番の大きさであるこちらの池。
その雄大な池に建っているのが・・・
泰平閣（たいへいかく）
通称、橋殿です。
別のショットでもう一枚っ！
よーく見ると、中に沢山の観光客の方がいるのが分かりますか？？
ここから見る景色が人気なんですよね
日よけにもなりますし、泰平閣の中のベンチに座りながら
優雅に池をご覧になっています。
栖鳳池の水面に綺麗な桜が写り込んでいます。
奥に見えるのは尚美館（しょうびかん）です。
通称、貴賓館と呼ばれる建物です。
橋殿と貴賓館は共に京都御所から移築されたものだそうですよ！
という事で
今回は平安神宮内にある巨大な庭園で
国の名勝にも指定されている神苑を
ご紹介させて頂きました～
桜の季節もあと少しですけれど
素敵な花見を楽しんでくださいねっ。
平安神宮の場所はコチラ↓
大きな地図で見る
最寄の交通案内
市バス 5・32・46・100洛バス系統 京都会館美術館前(きょうとかいかんびじゅつかんまえ)
