メモ2011-04-05
テーマ:お寺
関連:法然院 その1 / 法然院 その3 / 

法然院 その2

こんにちは京子です。

さて、本日は

法然院 その2の山門

法然院(ほうねんいん)です。

春と秋の年に2回、特別公開をしているこちらのお寺


実は、ちょうど去年の今頃に

京子ブログでも一度、法然院はご紹介させていただいています。

よければ、併せてご覧下さいね。


冒頭の写真は

見事な茅葺屋根(かやぶきやね)の山門になります。


法然院 その2のこま札

法然院の始まりは?と言いますと

鎌倉時代のお坊さんで、浄土宗の開祖である

「法然(ほうねん)」がきっかけなんですね。


そこから法然院とも名付けられました。


彼とその弟子たちが朝と夜の6時に阿弥陀仏を唱える

六時礼賛(ろくじらいさん)を行っていた草庵が、お寺の起源となっています

その後、荒廃しますが、江戸時代初期に知恩院の住職でもあった萬無というお坊さんの手によって法然院は再興される事となり現在に至ります。


場所は、京都の東山と呼ばれる場所で

室町時代の東山文化発祥の地でもあります。

桜の名所としても知られる哲学の道からも

程近い所にあり、徒歩圏内ですと

銀閣寺、安楽寺、南禅寺、平安神宮無鄰菴、永観堂、光雲寺熊野若王子神社よーじやカフェなどなども近くにあります。


是非、このあたりに足を運ばれた際は、チェックしてみてくださいね


では、早速中へ入ってみたいと思います。


法然院 その2の白砂壇(びゃくさだん)

山門を潜ると目に飛び込んでくるのが

白砂壇(びゃくさだん)です。


参道の両脇に配置された白砂壇は盛り砂です。

水の流れが表現されているんですね。

白砂壇の天井にあたる部分には

季節を表した模様がかたどられています。


参拝者は、2つの白砂壇の間を通り

心身を清めてから奥へ進んで下さいとの事です。


法然院 その2の玄関

こちらは玄関になりますが、団体専用という事で

別の入り口から中へ入りたいと思います~


本堂には、本尊である阿弥陀如来坐像の他に

法然上人立像や、萬無和尚坐像があります。


残念ながら内部は撮影禁止だったんですけれど

本尊前には

茎の部分をとった25本の椿が本尊に近い方から逆三角形の形で配列されています。

※季節によってこの花は違うそうです。春は椿なんですね。


この25という数字は

二十五菩薩を表しているそうですよ

※阿弥陀仏を念じ往生を願う者を、浄土に迎えるのが、その25体の菩薩なんですね。


法然院 その2の椿の庭

そして本堂の中庭には「椿の庭」があります。


椿と言えば、丁度、今がシーズンですけれど

こちらには三銘椿と呼ばれる三種類の椿が植えられているんですね。


法然院 その2の椿

とっても色鮮やかな椿。


ちなみに、法然は80歳の大往生を遂げたお坊さんです。

彼の生涯をざっとご説明しますと


現在の岡山県に生まれた法然

幼少期に父とは死別してしまい、近くのお寺に預けられる事となります。


修行を重ねる毎日。

ここで数年を過ごします。


しかし、その類稀なる才能に気付いた住職は

当時、お坊さんのエリートコースとも言われる

比叡山へと行く事を法然に薦めます


法然院 その2の所狭しと椿

境内には所狭しと椿が彩られています。


法然は、この比叡山で何を学んだかと言いますと

天台宗ですね。


平安時代の僧で唐へ渡り修行をした最澄が始めた宗派である天台宗。


その本拠地、比叡山で天台宗の教えを受けます。

※比叡山、山腹の黒谷(くろだに)で修行をしていた事から法然は別名「黒谷上人(くろだにしょうにん)」とも呼ばれていたりしますよ。


しかし、40歳も過ぎた頃、勉強家であった法然は

中国のお坊さんである善導(ぜんどう)が書き残した書物と

出会ったのがきかっけとなり、紆余曲折を経て

比叡山を降り、浄土宗を始める事となったんですね!


ちなみに、法然のお弟子さんにはどんな人がいたかというと

お坊さんとして初めて奥さんを持った親鸞(しんらん)が有名です。


法然はその後

流罪にもなっているんです

その時のお話はコチラで詳しく解説しています。

流罪になった後、箕面市の勝尾寺に滞在し、最後は京都で死去しました。


法然院 その2の方丈前の庭園

方丈前の庭園です。

静かでとても落ち着く庭園ですね。奥に見えるのが方丈です。

この方丈には

狩野派の一人である、狩野光信による襖絵(重要文化財)が展示されていました。

残念ながら、こちらも撮影禁止だという事で、是非足を運んでご覧になってください。


法然院 その2の講堂

こちらは講堂です。

当初は大浴室として使われていたそうですけれど

現在は、講義や展示、コンサート会場などに使われているそうです。


法然院 その2の善気山(ぜんきさん)

法然院のすぐ側には善気山(ぜんきさん)と

呼ばれる山があるんですけれど

そこから流れてくる善気水(ぜんきすい)と呼ばれる湧き水は

京の名水として名高く

法然院では、その善気水で作ったお茶も飲めるそうですよ


名水でお茶を飲みながら、素敵な庭園に触れてみるのはいかがでしょうか?

法然院は4/1~4/7までの

期間限定の特別公開となっていますので

お早めに行かれる事をお勧めします!!


そんな法然院の場所はコチラ↓


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