メモ2010-07-14
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祇園祭 長刀鉾(八坂神社)

長刀鉾は毎年、くじ取らずで

先頭を巡行するエース鉾であります~


祇園祭の長刀鉾

長刀鉾


長刀鉾(なぎなたほこ)といえば

祇園祭 長刀鉾先端の長刀

大長刀


やっぱり一番の特徴はこの大長刀ですよね~

長い柄の先に刀が付いています♪


それにしてもこの長刀を

誰が作ったのか気になりますよね


長刀鉾の大長刀を作ったのは
三条小鍛冶宗近
(さんじょうこかじむねちか)という人物で
宗近は、日本刀が確立されたといわれる
平安時代の刀工の1人で名職人なんですね♪


最も有名な1本が国宝である

『三日月宗近(みかづきむねちか)』というもので

足利将軍家の秘蔵の名刀として継承され

その後、人伝いに渡り、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の正室

北政所や徳川家が所有していたといわれています♪

※現在は東京国立博物館にあるそうです。


祇園祭 長刀鉾町保存会の提灯

長刀鉾町保存会に吊るされた提灯


足利将軍家や徳川歴代将軍が所有した程の
名刀を作り出した宗近は
自分の娘の病気が治るようにと願いを込めて
八坂神社に大長刀を収めました。


その後、八坂神社に奉納した大長刀を

鎌倉時代の武人である

和泉小次郎親衡(いずみこじろうちかひら)が

一時保有していたそうですけれど

「何かと不思議な事が起こる!」

という理由で返納しちゃったそうです


何かこの大長刀には見えない

不思議なパワーでもあるんでしょうか


祇園祭 長刀鉾の破風


破風と言われる鉾の屋根の下部分には「厭舞(えんぶ)」と呼ばれる悪霊を退散させ、災いを除く舞楽。


その後、町に疫病が流行った際に

神のお告げにより長刀鉾町で

この大長刀を飾ったところ

疫病は退散したというんですね~


これが長刀鉾の大長刀というワケです


ちなみにこの大長刀の正面(刃先)は

八坂神社京都御所に向かないよう

南へ向けられているんだそうですよ


う~ん、細かいっ


また、長刀鉾は全山鉾33基の中で唯一
生稚児(他は人形などで見立てている)が
実際に鉾に乗り込み、巡行の際には
太平の舞を披露するんですね~


太平の舞

太平の舞


ちなみに稚児や禿は、祇園祭の期間中

襟足を三角に剃り上げ『うろこ』と呼ばれる

髪型にしています

これは独特の決まり事の1つなんですね


うろこ

うろこ


こちらは長刀鉾の屋根に付けられている

金のシャチホコがです!


祇園祭 長刀鉾のシャチホコ


金のシャチホコが外向きに付けられています


祇園祭 長刀鉾の下水引その1



祇園祭 長刀鉾の下水引その2

下水引は去年新調された「緋羅紗地五彩雲麒麟図刺繍(ひらしゃじごさいうんきりんずししゅう)」


祇園祭 長刀鉾の胴掛


胴掛には中国玉取獅子(たまとりじし)


鉾を回っている最中でも

長刀鉾の周りにはいつも人が沢山でした


やっぱりくじ取らずで

先頭を走る鉾にぴったりの人気ですね~っ


そんな長刀鉾の場所はコチラ↓

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