メモ2010-04-19
テーマ:お寺

金戒光明寺

浄土宗の大本山と言えば

ここ

金戒光明寺の入り口

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)

です。

金戒光明寺のこま札

駒札によると

通称:「黒谷さん」として親しまれているそうなんですね

浄土宗といえば、以前にもご紹介しました

法然院の法然さん

法然院 その1 法然院 その2

この金戒光明寺ももちろん法然が念仏道場を建てた事に由来しています

法然も通称:「黒谷上人」って呼ばれていたりしますよね

以前の、醍醐寺仁和寺も広かったのですが

敷地はかなり広かったです

なんたって、幼稚園が併設されてました~

総門からそこそこ歩かないと山門まで辿りつけなかったりしちゃいます

山門を潜る右手前には、石碑があり

未だ時期が春なのにも関わらず、秋の色をした葉っぱがなっていました

少し季節を先取りした気分です

金戒光明寺の最初の門

実際に入っていってみましょう


あれ

あれれ

「何故か見たことが、ある

と、思った人も多いのではないでしょうか

実はここ

テレビのロケ地としても結構使われる有名な場所なんですよ~

た…たしか、鴨川ホルモー?か…かな~

写真では見え辛いのですが

勅額には

「浄土真宗最初門」

と書かれています。

こんなに立派な門に

「最初の門」

と書かれているなんて、なんだか可愛いですね

そして、山門を潜ると

なんと若かりし頃の法然上人に出会っちゃいます

金戒光明寺のせいしまるさま像

幼名は「せいしまるさま(勢至丸)」

若かりし頃はどんな風に過ごされていたんでしょうか?

そんな勢至丸の真ん前には

なんとも巨大な

金戒光明寺の勢至丸様専用湯のみ?

湯のみ?

らしきものが

勢至丸様専用湯のみ?なのでしょうか…

さらに中に進むと

金戒光明寺の御影堂大殿

御影堂大殿

時間があって拝むことが出来なかったのですが、

法然上人 七十五歳の御影を奉安しているそうです

その横には、大きな松があるのですが

実はこの松

金戒光明寺の鎧掛けの松

鎧掛けの松と呼ばれ京都市指定保存樹に指定されています。

熊谷直実が、法然上人を訪ね

方丈裏の池にて鎧を洗い

なんと、その鎧をこの松に掛けて

出家されたんだそうです

鎧のような強固な武装を表現しているのかな~

と思ったのですが、全然違っちゃいました・ω・

物干し竿ならぬ

鎧干し松ですね

金戒光明寺の阿弥陀堂

こちらは、阿弥陀堂

このお寺(当山諸堂宇中)で最も古い建物だそうです

なんと、如来の腹中に

仏像彫刻に必要な「のみ」を納めていることから

「のみおさめの如来」

「お止めの如来」

と称されてるんですって

金戒光明寺の絵馬

境内には、なんともお寺的な絵馬が掲げられてしました

まるで極楽浄土にいるかのようですね

まさに、そんな雰囲気にさせてくれそうな橋がありました。

ズバリ「極楽橋」

金戒光明寺の極楽橋

です。

京都の社寺では最も古い石橋とされていたそうで

先にご紹介した鎧掛け松に鎧を掛けた

熊谷直実が、兜を洗ったとも伝えられているそうで

別名:「兜の池」なんだそうです

そして、そして、

金戒光明寺の三重塔

三重の塔です

さて、この三重塔はなんでも

徳川幕府二代目将軍の徳川秀忠の菩提を弔うために立てられたそうです

秀忠は家康の息子さんですよね~


家康は将軍職を徳川氏の世襲であることを

諸大名に示すために、1605年にはそうそうに息子の秀忠に譲ります

なんと、家康が将軍になってから2年後です

え?そんなにすぐ?

と思っちゃう人はいませんか~

なにせ実態は、家康が大御所として実権を握りつづけましたもんね

ちなみに秀忠の時代から鎖国体制の基盤が作られ始めちゃいます。

Σ( ・`д・´)

そんな秀忠を弔うための三重塔なんです

また、新撰組の元締めの会津藩の本所でもありました

お墓を探しに

早速、奥へ奥へと進んでいったのですが

謎の玉を発見♪

金戒光明寺の謎の玉

怪しい黒光りをしています

立札を読んではみたのですが>

経年劣化で読み解けませんでした

誰か知りませんか~?

更に奥へと進み

お待たせしました。

金戒光明寺の会津墓地

会津藩の本陣がここにあった証

京都守護職と呼ばれる、職につき治安維持に努めたとして有名ですね


金戒光明寺の場所はコチラ↓

大きな地図で見る

最寄の交通案内

 市バス 5・203系統 東天王町(ひがしてんのうちょう)

1 ■もう一つの注目点

三重の塔に続く上り階段の入り口すぐ左です。「五劫思惟阿弥陀如来像」が見れます。
アフロチックな螺髪で、時空を超えた億の時間経過を教えてくれます。「未来永劫」の劫です。しばし、立ち止まって、時を忘れ、いや時を感じましょう。合掌。

たぬとらさん 2018-11-09 15:55:07


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