今回ご紹介するのは

京都市左京区にある

真如堂(しんにょどう)で行われた


精霊送り灯ろう供養会

精霊送り灯ろう供養会です!


京都では、毎年8月16日の夜20時から

五山の送り火が行われ

お盆の時期に帰ってきたご先祖様を

再び送ります


それに先立って真如堂では
19時30分から本堂の前に
ご先祖様の名前を書いて献灯された
精霊送りの灯篭を
『大』の字に並べて明かりを灯し
本堂内で精霊送りの法要が
行われるんですね


精霊送りの灯篭

精霊送りの灯篭、南無阿弥陀仏と書かれています。


かつては真如堂の境内にある放生池に
灯篭を浮かべていたそうですけれど
2008年(平成20年)から本堂前に
『大』の字を並べるようになったそうですよ


ちなみに真如堂とは通称名で

正式名称を真正極楽寺

(しんしょうごくらくじ)といいます


それでは早速レポートしていきましょう


ライトアップされた山門

ライトアップされた山門


19時半頃、真如堂の境内に着くと

すでに多くの方で溢れていて

また、山門や参道は

ライトアップされていました


参道の行灯

参道にも行灯が置かれています。


本堂前には、まだ火は灯されていない

『大』の字に並べられた灯篭があり

法要の為の祭壇が準備されていましたよ!


祭壇

祭壇


しばらくすると、法要の始まりを告げる

鐘が打ち鳴らされます


まずは、先ほど用意されていた祭壇で
本堂前の『大』の字に並べられた灯篭を清め
灯篭に順番に火が灯されていくんですね。


『大』の字に並べられた灯篭を清める様子

『大』の字に並べられた灯篭を清める様子


係りの方が1つ1つゆっくりと丁寧に

蝋燭の火を灯篭に点け回り

灯篭にやさしい明かりが灯ると

真如堂の境内は幻想的な雰囲気となっていました


『大』の字に並べられた灯篭に火が灯った様子

『大』の字に並べられた灯篭に火が灯った様子。


皆さん、ご先祖様に祈りを捧げ

手を合わされていましたよ


そして、本堂内では法要が始まり

お経が唱えられます。


法要では、花を撒く事を意味する
『散華(さんげ)』が行われたり
ご先祖様の御戒名を読み上げて
供養をします。


法要

法要


また、一般の方による

ご焼香が上げる事が出来るんですね~。


誰でもご焼香をする事が出来るので
檀家さん以外の方も家族や身内
縁のある方の為に
供養をする事が出来るんです


こうしてご焼香を上げて

本堂の外に出ると、その頃には

五山の送り火が始まっていて

真如堂の境内からも見る事が出来ます


ちなみに真如堂からは
頑張れば『大文字』や『妙法』
『船』、そして『鳥居』と
全てが見えるという事です

※大きく見えるのは『大』です。


まだまだ残暑が厳しいですけれど

京都では、五山の送い火が終わると

夏がゆっくりと秋へと変わっていきます


という事で今回は真如堂で行われた

精霊送り灯ろう供養会をご紹介しました!

真如堂の場所はコチラ↓

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