京都検定まで24時間を切りましたね～
受験される皆さん本日は徹夜でしょうか？
では昨日に引き続き
京都検定の過去問を出題したいと思います
それでは1問目です。
【問題】
明治40年（1907）、伏見に完成した陸軍第十六師団司令部は、現在（ ）の校舎になっている。
ア.京都教育大学（きょうときょういくだいがく）
イ.聖母女学院（せいぼじょがくいん）
ウ.龍谷大学（りゅうこくだいがく）
エ.種智院大学（しゅちいんだいがく）
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.聖母女学院
聖母女学院は
カトリック系の学校なんですよ。
1948年
国から約2万坪の土地と建物の払い下げを受け
翌、1949年に
『京都聖母女学院』が
開校したと言われています
第16師団は
京都で編成され
満州やフィリピンなどに
派遣された部隊です。
藤森神社境内には
戦争の天才と言われた
『石原莞爾（いしわらかんじ）』が
第16師団団長に就任した記念に寄進したと言われる松
『白松（はくしょう）』があります
ちなみに師団が
戦闘の訓練をした
『練兵場（れんぺいじょう）』は
現在、龍谷大学と京都府警警察学校になっています。
続いては2問目です。
【問題】
明治41年（1908）、京都市は（ ）、上水道、道路拡築・電気軌道敷設の三大事業に着手した。
ア.美術館建設
イ.勧業館建設
ウ.第二疏水
エ.下水道
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.第二疏水
三大事業は
第一疏水だけでは足りなくなった
電力需要や水問題などを解決する為
第2代京都市長であり西郷隆盛の子
西郷菊次郎（さいごうきくじろう）が
推進した事業の事なんですよ
第二疏水はその中核事業として
1908年から4年の歳月をかけて
完成したと言われています。
水路は約7.4キロあり
蹴上（けあげ・南禅寺界隈）で第一疏水に合流しています。
続いては3問目です。
【問題】
平家打倒の陰謀を企てた僧・俊寛（しゅんかん）の山荘があったのはどこか。
ア.一乗寺（いちじょうじ）
イ.御室（おむろ）
ウ.鳥羽（とば）
エ.鹿ケ谷（ししがたに）
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.鹿ケ谷
鹿ケ谷は京都市の東にある地域です。
瓢箪型（ひょうたんがた）をした
独特のかぼちゃ
『鹿ヶ谷かぼちゃ』が誕生した場所としても有名なんですよ
鹿ケ谷という名前の由来は
この辺りを訪れた
円珍（えんちん・平安時代前期の僧）が
道に迷った所
鹿が道案内をしてくれたというエピソードに由来しているそうです。
ちなみに平家打倒の陰謀とは
1177年に起きた
『鹿ケ谷の陰謀』の事ですよね。
※詳しくは、三十三間堂の記事をご覧下さい。
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので選択肢ではありません！
ズバリでお答え下さい。
【問題】
裏千家の基礎を築いた仙叟宗室（せんそうそうしつ）が仕官した大名家は、（ ）である。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
加賀前田家
加賀前田家は
加賀藩（現在の石川県金沢市）を治めていた大名家なんです。
前田利家（まえだとしいえ）から
前田慶寧（まえだよしやす・第14代）まで続いた家柄です。
仙叟宗室は
三千家の祖である
『千宗旦（せんのそうたん・千利休の孫）』の四男にあたるんですね
ちなみに大徳寺は
茶道との関わりが深く
千利休だけでなく三千家にゆかりのあるお寺として
知られています。
※詳しくは、千利休ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。
という事で今回も4問出題させていただきました！
皆さんは何問正解されましたか？
