こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは

12月1日に本満寺(ほんまんじ)で行われた・・・

お火焚き祭

お火焚き祭です

※毎年12月1日に行われます。


願い事が書かれた護摩木を焚き上げて

祈願成就をする法要です。


本満寺

まず最初に本満寺に関してご紹介しますと

京都御苑の北側に位置する日蓮宗のお寺です。

徳川8代将軍・吉宗の病気平癒を祈り効果があった事から

それ以後、将軍家の祈願所にもなりました


では、早速

お火焚き祭をレポートしたいと思います

13時より本満寺境内にある

妙見宮

妙見宮(みょうけんぐう)にて法要が始まります。

※この妙見宮には北斗七星を神格化した『妙見大菩薩(みょうけんだいぼさつ)』が祀られています。


法要が始まる頃には

妙見宮の堂内に約20人程が集まり

お坊さんが入って来られると

直ぐに読経が始まりましたよ


途中、火打石や木剣(ぼっけん)を使って

護摩木をお祓いをしたり

参拝者に対して、お加持も行っていました。

※お加持とは触れる・受けるといった意味です。


この後、参拝者は堂内で

『団扇太鼓(うちわだいこ・団扇の形をした太鼓)』を鳴らし

南無妙法連華経をお坊さんと一緒に何度も唱えます


約40分ほど、こうした法要が続いた後

本堂・向かって左手に設置された火床に、全員で移動します。


火床

火床には使い終わった

卒塔婆(そとば・墓の脇に立てる塔の形をした木片)が積まれています。

まず最初にこれを燃やすんですね


団扇太鼓

ここでも同様に、お坊さんや参拝者は団扇太鼓を鳴らしながら

南無妙法連華経を唱え

住職の方が火打石と木剣、塩を使い火床を清めます


そして堂内から持って来た火を使い

点火されます。


あいにくの雨でしたけれど

火はすぐに勢いよく燃え始めました


卒塔婆を焼いた後は

護摩木を火床に投げ入れ焚き上げます。



こうして30分かけて燃やし終えると


最後に

門前舞台

本満寺の門前に用意された舞台で

住職の方による説法(法華経の教え)が行われましたよ。

「先祖を大事にしなさい」という事も

強くおっしゃっていましたね~

※ちなみにこの後は毎年『餅まき』が行われていますけれど、今年は残念ながら中止となりました。福引は通常通り行われましたよ。


福袋の中には福引券が入っていました

餅は袋に入れられて頂き、祝儀袋の中には福引券が入っていました。


こうして約2時間におよぶ

本満寺のお火焚き祭は終了しました。


そんなお火焚き祭が行われた本満寺の場所はコチラ↓


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