こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは11月7日に

由岐神社(ゆきじんじゃ)で行われた・・・

お火焚祭

お火焚祭です


由岐神社は京都の北、鞍馬と呼ばれるエリアに位置し

牛若丸(幼少期の源義経)が過ごしたお寺である

鞍馬寺境内にある神社なんですよ。

※牛若丸と鞍馬寺に関して、詳しくは、鞍馬寺 その1、鞍馬寺 その2の記事をご覧ください。


鞍馬の火祭京都3大奇祭の1つ)でも有名な由岐神社で行われる

本殿

今回の『お火焚祭』は

五穀豊穣に感謝をし

火にも感謝をする祭です


では早速、由岐神社の『お火焚祭』をレポートしたいと思います。

19時半頃に到着すると

鞍馬全域に響き渡る程の大きなサイレンが10秒程鳴り響きました。

※これは氏子の方に由岐神社へと集まってもらう為の合図なんですね


本殿前の参道には既に

太鼓柴

高さ2.5m程ある火床が2つ用意されていました


火床は『太鼓柴(たいこしば)』と言い

太鼓の様な形をした土台に

柴(しば・ヤマツツジ)を詰めたもので

真ん中に御幣を指してあります


しばらくすると手に提灯を持った人が

続々と境内に集まって来られます


松明

中には氏子の方々が通るルートを清める為に

松明を持って来られている方もいらっしゃいましたよ。


総勢50人程の氏子が境内に集まると

いよいよ20時より神事が始まります


参道の両脇にそれぞれ10名程、重役の方々が並ばれると

太鼓柴や関係者にお祓いを済ませます。


その後、御神前から頂いた火を

太鼓柴

太鼓柴につけると祝詞が読まれました。


祝詞

祝詞が読まれている中

本殿横に用意された直会(なおらい・お供え物)用の火床にも火がつけられましたよ


祝詞が終わる頃には火の勢いは増し

幻想的な雰囲気の中、玉串奉納が行われ

30分程で本日のお火焚祭は終了しました。

※この時期の京都では数多くの場所で『お火焚』の行事が行われます。起源など、詳しくは『お火焚祭 2012(道風神社)』の記事をご覧下さい。


一連の様子は動画でご覧ください。


神事が終わった後は

スルメを焼いて皆さん召し上がってらっしゃいましたよ

※直会には神様の力を頂く・取り込むという意味があるそうです。


由岐神社石碑

ちなみに、境内に建っているこの石碑の先には

義経の供養塔が左側にあり

さらに進んでいくと鞍馬寺へと通じているんですよ。

紅葉シーズンも今から見頃を迎えるので

ぜひ足を運ばれてみては如何でしょうか


そんなお火焚祭が行われた由岐神社の場所はコチラ↓


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