こんにちは京子です!

今回ご紹介するのは

松尾大社 鳥居

松尾大社(まつのおたいしゃ)です。


神社の背後には松尾山があり

かつてはこの山の中にあった

『磐座(いわくら)』と呼ばれる巨大な岩を

神様の座る場所と見立てられ信仰されていました


そこで松尾大社が701年に建てられ

神霊を移した事に始まります。


そんな松尾大社で

現在、見ごろを迎えているお花が

松尾大社 山吹

山吹です。


ちょうど楼門を通り

一ノ井川が流れている岸辺に咲いています。

松尾大社 一ノ井川周辺の山吹


関西一の山吹の名所と言われる松尾大社には

約3,000株の山吹が植えられています。

その殆どが一ノ井川周辺に密集しています


日本の伝統色である『山吹色』の語源に

なっている花で

黄色と茶色を混ぜ合わせたような独特の色をしています。


バラ科の花であり英語ではjapanese roseとも書きます。

花言葉には『気品』『気高い』などの意味があるそうですよ


松尾大社 本殿前

本殿前の灯篭と山吹をパシャリ。


山吹にも種類がいくつかありますけれど

境内には一重・八重の山吹に加え

菊咲き山吹や白山吹が咲いています

松尾大社 一ノ井川周辺の山吹2

一ノ井川周辺では素敵な山吹に思わずカメラを

構える方も多く

水辺に移る素敵な山吹を収めてらっしゃいましたよ♪

日差しもよく初夏を感じますね~。


松尾大社 上古の庭

このポイント以外にも

境内にあるお庭の1つ『上古の庭(じょうこのにわ)』には

白山吹も咲いています。

※白山吹の種も境内で販売されているそうです。


松尾大社 水車や橋

境内には八重山吹が中心に咲いています。

鮮やかな緑の葉と山吹色の花びらの素敵なコントラスト

近くに立つ水車や橋と一緒に撮影するのも

良いですね。とても風情があります。


山吹と言えば

室町時代の武将『太田道灌(おおたどうかん)』

の故事が有名です

彼は江戸城を建てた武将であり

後に増築がなされ、みなさんの知る徳川のお城となります。


山へと鷹狩りに出かけた道灌は

途中で雨に降られ、近くの民家で蓑(みの・藁で編んだ雨具)を

借りる事にしました


「蓑が無いか?」と女性に訊ねたところ

民家に住む若い女性は無言で一枝の山吹を差し出したのです。

道灌は「こんな山吹の枝では雨はしのげん!蓑の代わりになぞなるか!」

と怒って帰ってしまったそうです


しかし、その後

彼の側近からある歌を聞きます。

『七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに 無きぞ悲しき』

これは醍醐天皇の皇子『兼明親王』が読んだ歌で


山吹の花は七重や八重に咲くが

実が一つも結ばないのは悲しい話だ。


・・・というもの。

※実際、八重山吹は種が無い品種です。


この歌になぞらえ、若い女性は

『実の』の部分を『蓑』に掛けて

蓑ひとつも貸せない貧しい家だ・・・と表現したんですね。

それが道灌に差し出した山吹の意味だったのです


この意味を知った道灌は

己の勉強不足を恥じ、この日を境にして

歌道に励んだそうです。


松尾大社 山吹2

毎年4月10日~5月5日までは『山吹まつり』と題し

期間中は連日、様々なイベントが行われているそうです

お酒の神様で有名な事から

甘酒の授与や日本酒試飲会が行われていたり

舞や音楽の奉納や

5月3日(木)・4日 (金)にはお庭のライトアップもあるそうです。

お酒と松尾大社の関係については

松尾大社 その2』で詳しく解説していますので

よければ合わせてご覧下さい。


そんな山吹が現在見ごろの松尾大社の場所はコチラ↓


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