こんにちは京子です。
今日は金曜日～っ！って事で恒例の
『京都検定過去問』を出題させていただきますね♪
では、早速いってみましょう。
【問題】
豊臣秀吉が行った都市改造の一環として、洛中散在の寺院が集められた。それに由来する通りはどれか。
ア.寺町通
イ.御前通
ウ.七本松通
エ.東大路通
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.寺町通（てらまちどおり）
天下人、豊臣秀吉によって行われた京都の区画整理。
秀吉は京都を通る、通りに寺院をずらーっと並べます。
そうして出来たうちの1つが、京都の「寺町通り」なんですね。
どうしてこんな事をしたのかと言うと・・・
京都の鬼門を神聖な寺院によって防いだからだと言われています。
当時、寺町には80もの寺院が集められたそうですよ。
現存している寺院をいくつかご紹介しますと
廬山寺（ろざんじ）
ここには、あの紫式部（むらさきしきぶ）の邸宅があった場所と言われています。
その跡地に廬山寺は建っているんですね。
天寧寺（てんねいじ）
通称『額縁門』と言われる、比叡山を描いた絵が額縁に入ったように見える門が
有名なお寺です。
阿弥陀寺（あみだじ）
信長のお墓のあるお寺です。命日の6月2日には毎年「信長忌」が
行われているんですよ。
※今年の信長忌の様子は信長忌 2011（阿弥陀寺）をご覧下さい。
では、次の問題にいってみましょう♪
【問題】
大徳寺の徹翁義亨（てつおうぎこう）が隠居所として創建し、本堂に「悟りの窓」と「迷いの窓」がある寺院はどこか。
ア.宝泉院
イ.正伝寺
ウ.養源院
エ.源光庵
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.源光庵（げんこうあん）
さて、この「悟りの窓」と「迷いの窓」とは一体何なのかを
ご説明しますね。
こちらが『悟りの窓』
直径1.5メートルほどの大きさの円形の窓です。
この円は大宇宙を表現すると共に
「禅と円通（観音様の事）」の心を表したものだそうです。
禅のように無心で、宇宙のように広く、観音様のように穏やかな心を
表現していると言われています。
次が四角の形をした『迷いの窓』
こちらは「人間の生涯」を象徴しているようで、
生老病死（しょうろうびょうし）の四苦八苦を表しているんですね。
生老病死とはちなみに
この世で避ける事の出来ない4種類の苦悩（だから四角なのでしょう）の事で
生まれる事、老いる事、病気、そして死ぬことなのです。
※源光庵 その1 源光庵 その2も併せてご覧下さい。では、次にいってみましょう☆
【問題】
比翼春日造の本殿をもち、桜の名所として有名な神社はどこか。
ア.北野天満宮
イ.平野神社
ウ.梨木神社
エ.大田神社
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.平野神社（ひらのじんじゃ）
桜で大変有名な平野神社。
境内にはシーズンになると50種類、約400本の桜が咲きます。
京都で一番、桜の開花が早いと言われている
魁桜（さきがけざくら）を筆頭に
貴重でめずらしい桜がある事でも知られています。
そして、こちらの拝殿の奥に本殿があります。
本殿は重要文化財で、比翼春日造とは
4つの社殿を2殿ずつ連結させた特殊な作りの事で
別名『平野造』とも呼ばれているんですよ。
では、ラストですっ♪
【問題】
安貞元年（1227）に建立された京都市街地で現存最古の木像建築（本堂）をもつ寺院はどこか。
ア.東寺
イ.革堂
ウ.大報恩寺
エ.六角堂
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.大報恩寺（だいほうおんじ）
通称、千本釈迦堂と言います。
こちらが京都市街地で現存最古と言われる
本堂になります。
鎌倉時代のものだそうです。
ゆうめいな「おかめさん」のエピソードも残るお寺です。
是非ご覧になってくださいね。
という事で、本日も4問出題させていただきました♪
みなさんは何問正解されましたか？？
