こんにちは、京子です!


山鉾巡行まで後、一週間になりましたね。

今日から各鉾町で鉾の組み立てが始まりました

そんな山鉾巡行の後に行われる大切な神事の為に

今日は、「お迎え提灯」と「神輿洗い」という神事が執り行われたんですよ~

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

一体どんな内容なのかといいますと。

夜、四条大橋上で行われる「神輿洗い」の為に、

朝、鴨川と呼ばれる京都の東側を流れる大きな川から

お清めのための水を汲みます

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

その後、神様をお迎えするために夕方には色とりどりの衣装に身を包んだ人たちが

八坂神社を出発して市内を練り歩くんです♪

これが「お迎え提灯」です。


そして、夜になりますと、

神様をお迎えするために道路を清めます。

どうやって清めるのかと言いますと、

竹で出来た大きな松明を燃やして道路を歩きます。

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

それからようやくお神輿が出発して

朝に汲んできた水を、お神輿にかけて神輿を清める

まさしく「神輿洗い」が行われるんですね


では、実際にみていきましょ~

朝、10時頃に仲源寺に到着した京子

ちょうど、出発の時間だったみたいです。

急いで動画を撮影しちゃいました

雅な音色が鳴りはじめ、

一団は鴨川に掛かっている四条大橋を目指します。

四条大橋とは

先ほどご紹介した「鴨川」と、

祇園祭の鉾が立ち並ぶ四条通りとが交わった場所が四条大橋なんです。

橋の上から水を汲むの京子ちゃん。

そうなんです。

このように橋の上から、紐を巻きつけた桶をシュル~リと下ろして汲み上げるんですよ

これを3回くりかえした後、

鴨川の東側に設けられている土手にて

水を清め払います。

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

この清められた水がこの後、18時から始める「神輿洗い」で使用されるんです。


さて、夕方、タイミングよく京子が到着したときは、

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

今年の祇園囃子担当:「放火鉾」が歩きながら演奏をしていました

続いて、

ちっちゃくてもサムライ装備が勇ましい

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

鬼武者です。

続いて、こんなにもかわいい娘さんに育ったお父さんはきっと

デレデレがとまらない

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

小町踊りのお嬢さんに

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

観衆の目を独り占め?のサギ踊の子たちです。

さらに、燃えるような赤い髪が目立つ

「しゃぐま」と呼ばれる子や

八坂神社の神紋が入ったおそろいの浴衣を着る

「祇園音頭」の子

そして最後には、

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

馬長稚児がこのお迎え提灯のトリを勤めます


このお迎え提灯の一団は市役所へと向かうので

京子は、猛ダッシュです

そのかいあって、サギ踊をカメラに収めることが出来ました

サギ踊が終わると、

小町踊、祇園音頭がそれぞれ披露されるのですけれど

同時刻くらいに、八坂神社境内では、神輿を蔵から出す

神輿蔵出の儀が執り行われているので

またまた京子ちゃんは八坂神社へとんぼ返りをします


どうにかこうにか八坂神社の南楼門まで到着するとそこには…

キャー松明ダッシュの瞬間に遭遇してしまいました。


あれあれれ


今年は走ってない様子です。

去年の反省会でもしかしたら、「アブナーイから中止」ということになっちゃったのかも知れませんね


それでも「漢(おとこ)」たちは、「担ぎ」ます。


横に一般者やタクシー、警察官がいようとも

祇園と呼ばれる観光地として全国的にも非常に有名な場所を通る四条どおりを

ただ只管に最終目的に、「四条大橋上」を目指して


去年は、京子も松明に合わせてダッシュをしていたのですけれど

今年は少し先回りする為にスキップ程度ですみました

でも、今年も気合の入りは十分みたいです。

祇園祭 2011 お迎え提灯・神輿洗い(八坂神社)

「声小さい!!!!!!!」

「もっと声出せ~~~~~~!!!!!!!」

と、昨年と同じく音頭をとる人の掛け声が響きます。

そんな熱い、これぞお祭の集団より先回りして四条大橋まできてみると

ちょうどお迎え提灯の一団が市役所で踊りを終えて帰ってきている所でした


その為か、もう既に人!人!!人!!!です

京子もなんとか位置を探してスタンばります♪

すると、タッチの差で

ほいっと音頭が聞こえてきました


ホイットーホイットー

ホイットーホイットー


松明の到着です♪

そして、松明を真っ直ぐに立ててどうするのかといいますと

落ちてくる火の粉をもろともせず

男達は回します!!


こうして、清められた四条通りに

神々を迎えるため「スサノオノミコト」が乗る中御座が四条大橋に出てきちゃいます

この神々とは、メインの鴨川の水の神様をお迎えする。という意味や

八坂神社の神が招待した全国の神々を迎えるとも言われてるそうです。

ここでもいつものホイットー音頭がこだまします。

ホイットーホイットー

ホイットーホイットー

そして、この後

四条大橋上で


「まわせ~!」

「まわせ~~!!」

「まわせ~~~!!!」


と神輿を回転させた後、

朝方、鴨川の水を汲んで清めていた水でお神輿を清めます。

その後、八坂神社に再び戻り装飾を施し

21時には、能舞台で、さぎ踊、小町踊、万灯踊の芸能奉納が行われるみたいですよ


行事が全て終了すると拝殿前に賽銭箱とろうそくが用意され

この日以降、17日の神幸祭まで、神官は交代で寝ずの番をするそうなんです


そんな、かわいい子役の子から熱い熱血漢たちが出発する八坂神社の場所はコチラ↓


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